何かをしていれば仕事をしていると見られる?
テレワークによって、実は会社には必要ないサボリーマンが半分く
らいくすぶっている実態があぶり出されている。会社に来て仕事を
しているフリをしているポンコツ社員は「妖精さん」と呼ばれる。
窓際にすら行けず、妖精として漂っている人のことだ。
(堀江貴文さん「東京改造計画」より)
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私が今の会社に入社してときには、まだパソコンが一人一台という
感じではなかったのですが、パソコンの代わりに携帯電話が会社か
ら支給されていました。
会社から支給されているので自分で料金を払う必要がないので、仕
事なのかプライベートなのか区別せずに使っている社員も多かった
のです。
流石にプライベートで使う人はそこまでいなかったのですが、仕事
の電話だからといって長電話する人もいました。
私自身も仕事の出来る人出来ない人を一通り見てきているとは思う
のですが、仕事が出来ない人になればなるほど無駄な仕事というか
動きが多くなります。
逆に、仕事が出来る人ほど、ヤルベキ事が常に明確なので、ドンド
ン仕事が簡略化されていきます。
実は、上記のことを教えてくれたのが、うちの会社の社長なのです
が、電話の使い方でよく話してくれたことがあります。
『電話が長くなる根本は、“何かをしていれば仕事をしている”と
見られるだろうと思うクセが身につている』
冒頭の「妖精さん」ではありませんが、今考えるとうちの会社にも
当時から妖精さんがいたんでしょうね。
ルートセールスにしても自分の気の合うお店(美容室)ばかり行く
人間も電話の時と同じで、自分が仕事をしているように見せている
に過ぎないのです。
余談ですが、マネジメントがずさんな中小企業の営業の現場では、
「得意顧客ばかり頻繁に訪問し、苦手な顧客にはアプローチしない」
という特徴があるようです。
営業において、どういう仕事の仕方をするかは人それぞれですが、
営業はあくまでも結果の世界です。
なので、遊んでいるように見えても結果を出せば仕事をしているこ
とになり、いくら真面目に働いているようでも結果が出ていないの
であればそれは仕事をしていないのです。
「妖精さん」がポンコツであることは、彼らが物理的に会社に行く
ことでゴマかされてきました。
とりあえず机の前に座ってパソコンをいじっていれば、何かをやっ
ているように見えるからです。
テレワーク化が進むと、「妖精さん」が実は職場にとって不要な存
在であることがはっきり可視化されます。
美容メーカー、ディーラーの営業マンは、コロナ禍の今、何を考え
ているのでしょうか?
コロナ禍以前からもそうでしたが、美容室に対して営業マンの果た
す役割は徐々に変化していました。
商品の配達と新商品の説明だけであれば、コロナ禍になってからは
営業マンが直接やる必要性がなくなりました。
仮に、コロナ禍が収束したとしてもそのような仕事を営業マンが再
びやる必要はないはずです。
営業マンの仕事の在り方が変わります。
もちろん、営業の仕事の根本は、「人を動かす」ことです。
その根本を抑えつつ、時代の変化に対応できる結果の出せる営業マ
ンとして生きるか、新しい顧客の開拓ができる営業マンとして生き
るかのどちらかが、これからの営業マンの生きる道なのだと思うの
です。
三戸政和さん「営業はいらない」
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