ライバルの存在(対人)を意識できるかどうか


日々、仕事をしていると色んな事を考えるものです。あなたの周り
にも「これ、俺も同じような事を考えていたんだよな」的な事を言
う人っていませんか?または、「今度○○をしようと思う」「今後
○○をやってみたい」的な発言。その人に質問したいのが、「それ
は、いつやるの?」ということ。

人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。




人それぞれにやりたい事、やってみたい事があるはずです。

実現できているものもあれば、実現できていないものもある。


百歩譲ってプライベート的な事は、いいとしましょう。

ですが、ビジネスに関わることであれば、そんな悠長な事は言って
られません。本来は。

何故ならば、そこにはライバルが存在するからです

私も新人営業マンである頃、上司から、ライバルの存在(対人)を
意識できるかどうか、つまり、美容メーカー、ディーラーの営業マ
ンとして誰がライバルかを分かっているかをよく注意を受けていま
した



直接営業をかける美容室のみを考えればいいのではなく、ライバル
であるそのお店を担当している営業マンをどれだけ意識できるかど
うかが問題なのです。

営業は、「いかに相手の先回りをするか」といわれるように、ライ
バルよりも先回りして営業を美容室にかけていけるかが重要
なので
す。


話は少しそれますが、美容室に出入りしている美容ディーラーは、
私の経験上、3~5~社程あります。

オンリーディーラーとなると、それは何かしらの訳アリです。


3~5社の取引があるといっても、実際には、1社が取引額の8割
前後は占めています


8割を占める程の営業マンですから、この営業マンは違う美容室で
も8割を占めているはずで、更には、他のディーラーに転職したと
しても同じような事が出来ます。


世の中にはこれだけの人間がいるのですから、常にどこかで誰かが
何かを思いつき、何かしらの行動をしている。

美容室は全国に25万軒以上も存在するのですから、「凄いこと思い
ついた」としても、その思いつきは、きっと他の美容室も考えてい
るもの
です。

ということは、思いつき(アイデア)そのものよりも、いかにそれ
を形にしようと早く動くことが出来るかどうかが最も重要
となる。

「似たようなアイデアを他の誰かも持つはず」と考えることが出来
るかどうかが勝負の分かれ目
ともいえます。


営業マンにしろ、美容室にしろ、ライバルの存在を強烈に意識する
ことが出来ていないから、のんびりと構えていられるのです。


こんな私も、営業マンからも美容室からも、色んなアイデアを聞か
されます。

アイデアのみを。

そのアイデアを実行してみて実際にはどうだったかを教えてくれる
人は極々僅か


その極々僅かな人こそが、やはり、伸びている美容室でもあり営業
マンでもあります。


アイデアを持ってきた人に、「アイデアを何故実行しないのか」と
尋ねてみても殆どが言い訳ばかり。

きっとこんな人が、「同じことを考えていた」なんて事を言ってし
まうのでしょうね。

確かにそうなんですけどね・・・



参考までに本日の内容を補足するものとして以下をご覧下さい。


堀江貴文さん「遊ぶが勝ち!」



以下引用。


アイデアは、実行されたときのみ価値を持つ


アイデアというものは、既存の情報の組み合わせから生まれる。自
分が思いついたアイデアがどれだけ斬新に思えても、そんなものは
世界中のどこかで誰かがすでに思いついている可能性が高く、もし
かしたらすでに実現されているかもしれない。

しかも、現在はネット上で無数のアイデアを探すことができるし、
斬新な組み合わせを考えるのも誰にだってできる。つまり、アイデ
ア自体が持つ価値はほどんどなくなっているのだ。

すると、ビジネスで成功する者はなにがちがうのか?
答えは至ってシンプルだ。

そのアイデアを実行したかどうか。人よりも早く、実現したかどう
かで勝負は決まる。

「時間がない」
「お金がない」
「まだ準備ができていない」

こんなことをいっているうちは、ビジネスでは絶対に成功できない。
このように多くの人が二の足を踏んでいる間に、見切り発車で行動
していく者だけが、失敗から貴重なフィードバックを得ながら改善
を繰り返し、最終的に勝者となるのだ。

アイデアは、実行されたときのみ価値を持つ。このことを肝に銘じ
て、誰よりも早く行動することでチャンスを摑むようにしよう。


以上引用。





山口周さん「ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行
動様式」




山本康正さん「次のテクノロジーで世界はどう変わるのか」





人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。




【関連記事】
先回り・気配り・気づき

分かってからやるのではなく、やってから分かる

やってみなければ何もわからない

コメント

非公開コメント