ヘアカラーを取り巻くサービス色々


昨日のエントリーでは、「あらゆる企業がサービス業になる」とい
うことで、美容メーカーであるロレアルとミルボンの新しいサービ
スを取り上げてみました。今回もその流れを汲みまして、ホーユー
の新サービスを取り上げてみました。

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ホーユーが「パーソナルヘアカラー診断サイト」 インスタ連動、
美容師がトレンドカラー・ヘアケア解説


以下引用。


脱・髪色迷子!自分に似合うヘアカラーを診断

イエベ、ブルベ(イエローベース、ブルーベース)という言葉も耳
慣れたものとなり、髪や瞳、肌の色によって似合う色、パーソナル
カラーがあることはよく知られている。

色相・彩度・明度を軸にパーソナルカラーを春・夏・秋・冬の4タ
イプにわける診断も、若い女性なら一度はやってみたことがあるの
ではないだろうか。

その一方、パーソナルカラー診断はメイクやファッションに主眼が
置かれることが多く、ヘアカラーはプラスαの位置づけにとどまっ
ていることも少なくない。


そこで「脱・髪色迷子!」をかなえる、自分に似合う髪色を診断で
きるウェブサイト「パーソナルヘアカラーパレット(PERSONAL
HAIR COLOR PALETTE)」が2020年10月1日にオープンした。

運営は、ホーユー株式会社プロフェッショナルカンパニー。同社の
公式Instagramでは、診断結果に連動する形で、美容師によるパーソ
ナルカラータイプ別の季節のトレンドカラー解説、カラーをしてい
る髪のヘアケア解説動画コンテンツを順次投稿していく。(後略)


以上引用。


これに対して私は以下のツイートをしました。




美容メーカーが美容室を通さない、D to C の流れは加速しますよね。』



ホーユーの「パーソナルヘアカラー診断サイト」にしても、ロレア
ルの「Color&Co (カラーアンドコー)」にしても、美容師あるいは
スタイリストに相談をしながら、髪質の診断を受けたり、パーソナ
ルカラータイプ別の季節のトレンドカラーを解説してもらえます。

このサービス自体には、美容室を必要としません

美容師目線で考えると、対お客を美容室で行うかネット上で行うか
の違いですが、美容メーカー目線で考えると、今は確かに美容師や
スタイリストを必要としていますが、お客に直接自社のサービスを
提供できます



美容師によるネット上でのお客とのやり取りも今後は、パーソナル
データ化されてAIの技術やあらゆるテクノロジーを利用することで、
美容師すらも必要ではなくなる
ことでしょう。


ロレアルにしてもホーユーにしても、実際に髪を染める作業は、お
客自らが行うようなので、染めるための解説動画でもアップされて
しまえば、誰でも“自分好み”の色味で自宅で髪を染めることが可
能です。

というか、ホームカラーが存在するので気の利いた人間は既に美容
室に来店することなく自分で髪を染めている
のですが・・




ということで、以下の記事を紹介しておきます。

イメージを可視化!資生堂プロフェッショナルがヘアカラーシミュ
レーション「COLOR MIRROR」



資生堂プロフェッショナルは、AR技術によって、ウェブ上でヘア
カラーのシミュレーションができるサービスのようです。

事前にシミュレーションを行い美容室に来店して髪を染める流れ。



となると、最後に残された課題は、実際に髪を染めるという作業

この作業を自宅で簡単に出来るようになると、いよいよ美容室の存
在意義がなくなります


言い方を変えれば、髪を染める作業ぐらいしか美容室に出来ること
がない
ということでもあります。


さて、美容室はどうしたものでしょうか・・・





山本康正さん「次のテクノロジーで世界はどう変わるのか」




望月智之さん「2025年、人は「買い物」をしなくなる」





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