Amazon「プロフェッショナル・ビューティーストア」開設


昨年7月19日のエントリー「美容業界の仕事の変化」では、アメリ
カAmazonが美容師やスタイリスト向けの新たなネット通販サービス
を始めたことにふれ、今年3月19日のエントリー「美容ディーラー
が“なくなる”始まり
」では、日本でも美容室向けECサイト構築を美容
ディーラーに打診していることを取り上げていました。

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どうやら、Amazon側と美容ディーラー側で話し合いがついたようで、
理美容業に特化したB to BのECサイト「プロフェッショナル・ビ
ューティーストア」が開設されるようです。


Amazonが理美容プロユース参入 「プロフェッショナル・ビューテ
ィーストア」近日オープン


以下引用。


理美容業特化のECサイト

Amazonは、理美容業に特化したBtoBのECサイト「プロフェッショ
ナル・ビューティーストア」を2020年10月末をめどにオープンする。
これに先駆け10月19日、オンライン記者説明会を行った。

取扱品目はヘアカラー剤やパーマ剤、ヘアケア用品、消毒剤、マス
クなどで、数百ブランド・数千種類を予定。大半がディーラーによ
る出品だが、一部は直販となる。

利用にあたり、理美容師・理美容室は理美容師免許や保健所の許認
可書類などを提出してAmazonの認証を受ける。

◆取扱品目
〇ヘアカラー剤、パーマ剤
〇シャンプー、トリートメント
〇ヘアケア、スタイリング剤
〇除菌剤、消毒剤、マスク
など

◆メーカー・ブランド
ミルボン、ウエラ、ナプラ、ルベル、アリミノ、資生堂プロフェッ
ショナル、ホーユープロフェッショナル、ビューティーエクスペリ
エンス、中野製薬など
※現状、出店事業者はメーカーではなくディーラーが大半を占める。
ただし、一部は直販。

◆利用者
理美容室・理美容師(Amazonの認証が必要)(後略)


以上引用。


これに対して私は以下のツイートをしました。





続けてこちらもどうぞ。

アマゾンビジネス内に理美容プロ向けサイト開設

以下引用。


アマゾンジャパンは2020年10月9日、理美容プロ向けに主に用剤な
どを扱う通販サイトを始める。『日本経済新聞』が同日伝えた。月
内にも事業者向けの電子商取引(EC)専用サイトを「アマゾンビ
ジネス」内に開設する、という。

購入できるのは、同社の認証を受けた理美容室で、同社が業務用で
購入権限を設けるのは、5月に始めた医療機関向けに続いて2例目
になる。

販売事業者は卸を予定。扱う商品は、業務用のトリートメント、ス
タイリング剤やヘアカラー剤、パーマ剤などで、同社は「当初から
主要ブランドを含む商品数千点を扱う」としている。

理美容業界は、業界大手化粧品メーカーなど10社で組織するNBBA
(全国理美容製造者協会)がネットでの受発注ができる「楽々注文
ねっと」を運営する一方、東証一部上場のビューティガレージ社な
ど複数の業界専用ECサイトがあるが、同社によると、卸との取引
では少量の注文が難しかったり、取り扱えない商品があったりなど
の課題があるとし、「理美容室は個人経営が9割で、デジタルトラ
ンスフォーメーション(DX)が進む余地がある」としている。

「超」大手のアマゾンジャパンの理美容流通業界参入は、他業に比
べ大きく遅れている業界EC(電子商取引)を促進する可能性があ
り、既存の業界流通に少なからず影響を与えそうだ。

なお、米国アマゾン(アマゾン・ドット・コム)は昨年、業界向け
の「アマゾン・プロフェッショナル・ビューティー・ストア」の運
用を開始している。


以上引用。


これに対して私は以下のツイートをしました。





ECサイト「プロフェッショナル・ビューティーストア」が開設さ
れるそうですが、その前に「Amazonビジネス」なる存在を私は知り
ませんでした(お恥ずかしいかぎり)。

「Amazonビジネス」とは? ということで詳細は以下をどうぞ。

月末締め請求書払いで買える「Amazon Business」提供開始、法人向
け価格・数量割引も



簡単に説明すると、「Amazonビジネス」は、法人・個人事業主の購
買・調達専用サイトのことです。

販売する側は、24時間365日で全国の法人・個人事業主にアプロー
チできることや、請求や回収をAmazonが代行することで与信リスク
が不要になるというメリットがあるとされています。


AmazonによるECサイト「プロフェッショナル・ビューティースト
ア」の利便性といったものは今後、利用されることでドンドン改善
されていことでしょう。


Amazonによる美容室専売品の販売について私なりの考察は、

美容業界の仕事の変化

美容ディーラーが“なくなる”始まり

以上のエントリーで述べてあるので今回は、改めて書くことは控え
たいと思います。


敢えて一言いわせてもらうと、「営業マン大変!!」でしょうか?


今年3月にAmazonから美容ディーラーへの打診があり、10月には開
設の運びとなっていますが、それが遅いのか早いのかはよく分かりま
せんが、やはりコロナが契機となった
ことはあると思います。

コロナだったからこそECサイト構築は、スムーズに事が運んだ
だと思います。

大手美容ディーラーといえども、コロナ禍により大打撃があったは
ずです。

販路として多くの美容室との取引があるにせよ、美容室自体にお客
が来店しないのですから、美容材料が消費されることもありません。

確かに、美容材料は腐るものではないので日持ちはします。

ですが、それ以上に厄介なのは、やはり人件費。


ネット利用が当たり前である美容室にとっては、今回のECサイト
開設は非常に有難い
のではないでしょうか。

今後、どのように足掻いてもネット利用や活用は避けて通れません。


テクノロジーの進化により、従来の「仕事で求められる内容やスキ
」はドンドン変化していきます


新たなスキルを身に付けたとしても、それがいつまで通用するかも
分かりません。

ならばどのようなスキルを身に付けるべきかといえば、それは「
化には変化で対応出来る
」スキルなのかと思います



まあ、相当数の美容ディーラーが淘汰されると思いますが、それ以
上に営業マンも淘汰されるのでしょうね・・・





堀江貴文さん「雇用大崩壊」




三戸政和さん「営業はいらない」





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