日頃から準備をしているからチャンスに気づく
インターネットの普及とスマホの登場により誰もが個人の価値を発信できるようになりました。まず、この事実がどのような意味を持つのかを理解するまでに、かくいう私自身も相当に時間がかかりました。
お店の広告をやろうとすれば、ネット以前であれば、広告会社を利用するか、紙媒体、テレビ、ラジオを利用して広告をしていました。
それが、インターネットの普及によって一変しました。
そして、スマホとSNSによって今度は、個人が発信できるようになりました。
美容室によっては、ホットペッパーやSNSを利用して広告と集客を行っているところがあると思います。
先日、私の担当する美容室のオーナーから、「初めて、SNSを通して問い合わせがあった」と嬉しそうに教えてもらいました。
まあ、SNSをやっている人からすると「そんなの当たり前では?」と思うかもしれませんが、ただの問い合わせではないのです。
そのお店で取り組んでいた「ヘアースタイル」に問い合わせがあったのです。
長年取り組んでいた「ヘアースタイル」が、誰かの目にとまったわけです。
それも、昨日今日から取り組んでいたものではなく、コロナ禍以前よりずっとずっと取り組んでいたもの。
コロナ禍になってから、急にSNSの更新頻度が上がった美容室、または、SNSを初めてやり始めた美容室は山ほどあるでしょう。
別に、切っ掛けの問題ですからコロナ切っ掛けで初めても構わないのですが、それは単に、その発信はお店のSOSでしかない。
私が伝えたいのは、今回の美容室の発信が「思い」を知らせるためのものであること。
きっとその「ヘアースタイル」に自信があり、誰もが喜んでくれるという確信のようなものがあったのでしょう。
ただ、残念なのは、「知らない」ということ。
ならば、伝えるしかないよね、ってことです。
それを、淡々やり続け、正直いって情報発信は面倒くさいのなにものでもありません。
その面倒くささに負けずに淡々と発信を続けてきた結果なので、喜びもひとしおでしょう。
結局は、これなんだと思いました。
チャンスや来たるべき時期というものは、誰にもわかりません。
ただ、日頃から取り組んでいなければ、私は、チャンスがチャンスだとも気づけないと思うのです。
それから、どれだけチャンスが来たとしても、それに備えるように日頃から準備をしていなければ、ものにできるものもできません。
チャンスが来ないのではなく、準備をしていないだけの話です。
コロナ禍と呼ばれてあれよあれよで、一年なんてあっという間に過ぎていきます。
コロナが落ち着いてからというような条件付きのような考え方でいると、どんどん鈍くなっていくのではないかと思うのです。
ずっと何かに取り組んできた方たちにとっては、コロナ云々ではなく、どんな状況でも結果が出せるんだなと思った次第でした。
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