営業マンとして目指すべき立ち位置とは?


中小企業や個人商店の経営者や従業員だとしたら、「価格」や「品質」という「勘定的な消費」の土俵で勝負したら勝ち目がない。何故ならば、大企業やチェーン店の方が「効率」では優れている場合が多いので「価格」や「品質」のバランスとうい土俵で勝負すると、小さな会社やお店は負けてしまう。(川上徹也さん「物を売るバカ2」より)

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ならば、小さな会社やお店はどのような土俵で勝負すればいいのでしょうか?

それは、何らかの形でお客の「感情」を揺さぶって「感情的な消費」の土俵で勝負する必要がある、と川上さんは著書で述べています。


ちなみに、この「感情的な消費」とは、理性で考えると役に立つものではないし、ちょっと高かったりするが、なぜか欲しくなって買ってしまう消費スタイルを指します。

これの一番いい例えが、趣味ですね。



この「勘定的な消費」と「感情的な消費」ですが、「役に立つもの」と「意味があるもの」と言い方を換えることもできるなと個人的には考えております。


この「役に立つもの」と「意味があるもの」については、もちろんん、山口周さんの「ニュータイプの時代」から拝借しています。






その本の中では「役に立つもの」と「意味があるもの」について、例えば、コンビニの商品を「役に立つもの」と「意味があるもの」を分けて説明されています。


「ハサミ」や「ホッチキス」は「役に立つもの」

「タバコ」は「意味があるもの」


その違いが何かと言えば、コンビニに置いてある種類の多さ

「ハサミ」や「ホッチキス」が1種類しか置いていないのに対して、「タバコ」は沢山の種類が置いてある。


「役に立つもの」に尖っていけば、それは「価格」や「品質」であり、「効率」となり大企業やチェーン店の土俵、「意味があるもの」に尖っていけば、「好き・嫌い」であり、「感情」となり小さな会社やお店の土俵となり得る


前日のエントリーにも通じるのですが、とくに美容ディーラーは、既に大手ディーラーによる寡占状態ですから、小規模ディーラーが、「役に立つもの」(「価格」「品質」「効率」)を目指しても勝ち目はありません。


私の中で営業の鉄則の一つに、「人は心(感情)で動く」というものがあります

となれば、美容室にとって「意味のあるもの」(「感情」)を目指すべきだと思うのです。


これは美容ディーラーだけの問題ではなく、もちろん美容室にしても美容メーカーにしても同じだということです。

そして、それは、私個人にしても同様であり、沢山存在する営業マンとして「役に立つもの」ではなく「意味があるもの」を目指す必要があり、そうしなければ当然「意味のないもの」になってしまうだけなのです





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