今までどのように仕事をしてきたのか
緊急事態宣言が解除されてから約半年が過ぎようとしています。依然として感染者が増加傾向であり、各地域の感染者増加が、仮に「寒さ」と関係しているならば、今後も感染者数は増えることはあっても、減ることはまずない、ということになります。
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誰にとっても、コロナ禍が一日でも早い終息を願うところだと思います。
ですが、コロナ禍が、「いつ終息するのか」と考えることは、「それが終わって、以前のような生活に戻ること」をイメージした状態であるとも言えます。
とくに緊急事態宣言解除以降、世の中の流れや動きというものをつらつらと俯瞰して見ていくと、こんな感じでダラダラ、グダグダと続いていくのではないかと思います。
「ニューノーマル」という言葉(以前よりありましたが)も出てきたように、新しい日常というか時代が既に始まっていると捉えて日々を過ごした方が建設的ではないかと思う次第です。
時間は絶えず進んでいるのですから、逆回しが起こることはなく、これから先がどのようになるかを今のダラダラグダグダの状態を起点として考え、行動することが大切なのではないのではないかと。
新しい生活様式なるものが言われだした時には、率直に「なんだコレはっ!?」と思いましたが、最初は受け入れないようにしていても、いずれその中に取り込まれていった自分がいました。
今ではマスク着用が生活の中で「当たり前」になっているように。
ただ、この流れに完全に身を任せてしまうのは思考停止になりかねないので、そこは注意が必要なのではないでしょうか。
かといえて単に抗っていても時代に取り残されてしまうだけです。
大事なのは、変化に取り込まれるのではなく変化を掴んでいくことだということ。
更に、かつての「コロナ以前」という考えをなくし、それこそニューノーマルが始まったことに気づき掴んでいく行動をとれるかどうか。
世の中を動かしているのは、空気感である以上、その空気感を自分なりに読み解き自分のスタンスを取らなければ、いつまで経っても待ちの姿勢というか社会の空気感の変化を待たなければなりません。
仕事をする上では、その姿勢ではどうにもなりません。
まずは、自分の意識を変えることから。
意識を変えなければ、モノの見方捉え方がコロナ以前と何ら変わることはありません。
というよりも、コロナ以前などと書いていますが、コロナは実は、「本質的な問題ではない」ことくらいおよそ多くの方々は薄々気づいているのではないでしょうか?
つまり、コロナを言い訳に出来るのもいつまでだろうかと・・・
今、あらゆる仕事に就かれる方々が何らかの不安を抱えながら、日々仕事に取り組まれていることでしょう。
私もその一人です。
業種・業界によってコロナの影響による収益のバラツキ(良いところもあれば悪いところもある)はあると思います。
私自身は、美容業界に携わるいち営業マンでしかありません。
営業マンにしても美容室にしても、最近とくに感じていることは、「今までどのように仕事をしてきたのか」がコロナによって炙り出されたということです。
お店によっては、10月11月も前年同月比アップもあったりします。
でもこれは、今年になってからの努力というよりも、最低でも昨年からの努力がたまたま今実を結んだと捉えるべきであると感じています。
その証拠に新規客の増加は見られず、リピート客が殆どだからです。
もちろん、既存客には、コロナ禍ですから安心して来店してもらえるようにHPやSNSを通じて、時には直接電話をかけたりして告知は徹底したといいます。
このHP、SNS、直接電話にしても以前より取り組んでいたもの。
営業マンにしても美容室にしてもコロナによって今までやってきた努力が可視化されたのは、私にとっては面白いところではありました。
今まで取り組まれた方は、油断することなく仕事をすればいいし、逆に、今まで努力を惜しんだりやらなかったのならば、たった今この瞬間から始めればいいだけのことです。
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