表情が意味するものとは
表情というのは、実に大切なものです。表情を見れば、その人間の人となりまで分かってしまいます。そして表情は、たとえば営業マンであれば、お客の前に出たからといって急に変えられるものではありません。日頃の積み重ねがあればこそ、いい表情が出てくるのではないでしょうか。
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ですから常日頃より、親しみのある、人から話かけられやすい表情づくりを心がけることは営業マンならば、とくに重要ではないかと思います。
そういえば、前田裕二さんの「人生の勝算」の中で、『ハードスキルより重要な人当たりのセンス』と書かれてあったのを思い出します。
前田さん曰く、「ビジネスの世界では優れたスキルや奇抜な情報を持っているだけの人はそれほど重宝されない」と。
なぜなら、競争の激しい業界ほどハードスキルに優れた人は、いっぱいいて往々にして代替可能だからであると。
そして、多少能力やキャリアが劣っていても「純粋に人から好かれる人が勝つ」とまで言い切っています。
人は、心 (感情)で動くわけですから、これを常に意識することが、いかに重要であることに気づかされます。
前述の「表情」もまさしくそれで、いつもニコニコ笑顔で接しやすい人、そいう人のところに仕事も情報も集まってくるものです。
かの松下幸之助は、松下政経塾を創った時、「運の強い人」そして「愛嬌のある人」を採用基準にしたといいます。
誰もがそばに寄りたくなるような、魅力ある表情が「愛嬌のある顔」ということなのでしょうか。
スマホの登場以来、我々は直接情報に繋がることが可能となりました。
個人レベルで今までならば、知ることが出来るはずのない情報に、こちらからアクセスが出来るようになったわけです。
ですから、情報自体には価値はなく情報をもとにいかに行動をとるかが大切であると言われています。
しかしながら、やはり情報自体にも価値があることはいうまでもありません。
この場合の価値のない情報とは、向こうから勝手に舞い込んでくるような情報であり、これは無価値というよりはむしろ警戒した方がいいかもしれません。
情報とは、自らが積極的に取りにいくものです。
スマホにより情報収集レベルが向上したとはいえ、直接人から聞く情報はそれ以上に大切だと私は考えています。
やはり、現場にこそ答えがあると。
人からの情報が日々入ってくるようにしなければなりません。
スマホから私一人で集められる情報など高が知れています。
どんなに優秀な人間であっても、百人分の情報量に敵うはずもありせん。
ならば、私一人で情報を集めるかではなく、いかに多くの人に情報を持ってきてもらえるようにするかが重要です。
いつも笑顔でニコニコ、明るく振舞う人、表情の明るい人を見ていると、誰でもなんとなく話がしたくなります。
小さなことでも喜んで話を聞いてくれる人には、すすんでその人のところへ情報を持っていきたくなります。
そんな人間というか表情を持ち合わせるように私もならねばなりません。
江口克彦さん「成功の法則 松下幸之助はなぜ成功したのか」
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