いつの間にかスマホに操られていた私!?
先日、散らかった本棚を何気なく整理していると「プロジェクトX リーダーたちの言葉」とういタイトルの本が出てきました。一体、これっていつ買ったのだろうか?と思いつつ手に取って、本棚の整理そっちのけで、いつの間にか読んでしまっていました。
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「プロジェクトX~挑戦者たち~」というタイトルで、かつてNHKで放送されていた番組を覚えておられる方も多いかと思います。
私が手に取った本は、プロジェクトXにおけるリーダーたちの言葉を集めたものです。
その中で、とくに私のお気に入りは、ソニー・ヨーロッパ支配人、小松万豊さんの言葉。
『北極でもうまい氷なら売れる。それをやるのが営業マンだ』
この放送を当時見たことも思い出しました。
既に美容業界に入り営業マンとして仕事をしていたので、多分かつての上司から番組を必ず見るようにと言われていたはずです。
SONYが開発した超小型ポケッタブル・トランジスタラジオの海外市場を切り開く様子が番組で描かれていました。
しかも、ヨーロッパをたった三人で制覇するという。
世の中には、スゴイ人間がいるものです。
ただ、読み進めていくなかで自分の中でチョットした違和感を感じていました。
本の中では、18人の現場のリーダーが取り上げられています。
会社の名前こそ知れど、リーダーの名前を一人として知りませんでした(覚えていないではなく)。
この世の中にはこういった名もなきリーダーが星の数ほど存在し、今もこの瞬間もスゴイ仕事をしているのでしょう。
SNS全盛のこの時代になれば、こういったリーダーですら知ることが出来る。
私が感じた違和感とは、まさしくそこであり、例えば私のTwitterのタイムラインに流れてくる景色って何の意味があるのだろうと。
どうやら、有名か無名か、フォロワーが多いか少ないか、インフルエンサーかどうか、といった“形”で物事を見てしまっているかもしれない・・・
その瞬間、堀江貴文さんの「スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行動スキル」に書かれていたことが頭をよぎりました。
その中で、『スマホに操られるな!あなたの人格を規定する「景色」のトラップ』とあります。
・スマホは脳内のイメージを忠実に具現化し、行動を最大化する
・スマホから見える景色によって、思考は変わってくる
・堀江貴文をフォローする人とアンチの人では見える景色が違う
これを読んだときにも意識していたはずですが、いつの間にか偏った思考になっているのではないだろうかと自分を疑っていました。
恐ろしいもので、フォローする人によってスマホで見る景色が違っていて、当然入ってくる情報も違ってくる。
それが当たり前となり、そしてその景色が全てとなる。
スマホを使っているときには常に、いま見ている景色とは異なる「別の景色」があることを忘れないようにしなければなりません。
スマホの向こう側を常に想像する、といえばいいのでしょうか。
「SNSにどっぷりつかることなどない」と高をくくっていたようです。
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