お客との関係構築
美容室や飲食店に限らず、コロナ禍で、このままではダメだと気づいたお店、企業は、実に多いと思います。だからといって急にやり始めても、お客との関係づくりはそう簡単な話しではありません。つまり、人間を相手に商売をする以上、何らかの形でリアルな接点を持ち、生の声を聞いて、お客との関係性を構築する努力を続けることは欠かせないのです。
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コロナ禍によって3密を避けて来店しなくなるという理由で、店舗ビジネスが今後、苦境に立たされることはあまりないのではないかと思います。
表面的な理由としては、3密云々があるかもしれませんが、店舗ビジネスが本質的に向き合わなければならないのは、これまでずっとお客自ら店舗まで足を運んでくれていたのに、そのお客を疎かにしてきたのではないか、ということです。
もちろん、全ての店舗とまでは言いませんが、手を抜くことなく全力でお客と向き合っていたはず。
ですが、そこを認めた上で、あえて言わせて頂くと、
「お店に来店してくれた、一人ひとりに本気で向き合っていたのだろうか」
「関係性を築いたり、情報を積み重ねる努力をやってきたのだろうか」
ということ。
本来ならば、コロナ禍が訪れるずっと前から、関係構築をお客とともに積み上げなければなりませんでした。
コロナが示したものは、本来からあった課題でしかありません。
お客との関係構築とは、パレートの法則にある、2割の顧客が8割の売上を出すところの2割の顧客を大切にしながらも、残りの8割の顧客にも2割の顧客になってもらうようにアプローチしながら、そして、新しい顧客獲得も同時にしなければならないということだと思うのです。
新陳代謝が世の常なので、今いるお客もいずれ古びる。
ならば、新しいものと入れ替えなければなりません。
最初は、ゼロの状態から立ち上げたはずのお店にも会社にも、いつの間にかお客が出来て、大切にしていたはずのお客の有り難みが麻痺し、いつしか当たり前となる。
お店オープン当初の初心に戻れなどと言うつもりなど毛頭ありませんが、やはり、コロナを通しての初心は忘れないようにしなければならない。
今だからこそ、気づくこともあり、やるべきこともある。
それはやはり、お客との関係構築につきるのではないかと思うのです。
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