高給取りの「製薬営業」が大変らしい
Go Toトラベルが期間限定で全国で一斉に一時停止ということらしく、揺れているようです。新型コロナウイルス新規感染者が長崎でも連日報告されています。そんな中にあって私は、相も変わらず営業活動しております。最近では、美容ディーラー営業マンも多少見かけるようになりました。
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営業マンによっては、直接訪問する人もいれば、LINE等でやり取りをするだけの人もいたりと様々なようです。
私の体感としては、美容関係の営業車を見かけることがめっきり減りました。
美容材料の配達も専門業者に任せているのでしょうかね?
営業マンに問われるべきは、営業マンが美容室に直接足を運ぶから良いとか悪いとかの問題ではなく、あくまでも数字(売上)の問題です。
コロナ禍によって、従来の営業スタイルを変えざるを得なくなり、思うように営業活動が出来ないもどかしさを感じでいる営業マンも少なくないはずです。
ところが、営業活動が出来ない事によって営業マンにとっては、不都合な真実が浮かび上がった点も無きにしも非ずなわけで。
というのが、営業活動をとくにやらなくても数字が変わらないという現実が浮かび上がっている。
うちの会社でもそうですが、営業マンの“働きぶり”を冷静に見れる機会になっているのがコロナなのです。
なんとも皮肉な状況ですね。
実際のところ、私自身も以前より自分の働きがどこまで影響(貢献)しているのかを疑問に思うところがありました。
影響があるといえばあるし、ないといえばないし、実のところ、よく分からない、というのが答えです。
そこは会社が今後、どのように判断するかを委ねるしかありません。
さて、業界は違うのですが、営業マンならば聞き捨てならない記事がありましたので以下に紹介します。
高給取りの「製薬営業」が大量にクビにされる訳
ピークから1万人減、コロナ禍で過剰体質も露呈
以下引用。
「今回のリストラで人が辞めすぎて、現場の雰囲気はとても悪くなっている。部署によっては人手が足りず、思うように営業ができていない」
国内製薬最大手の武田薬品工業は今年8月、国内の営業部門を対象に希望退職者を募集した。同社のMR(医療情報担当者)は、国内全体でおよそ2000人。会社側からの発表はないため詳細は不明ながら、今回500~600人程度が応募したのでは、という見方が社内で飛び交っている。であれば、各現場の3~4人に1人が会社を去った計算だ。同社に残った現役MRのA氏は、冒頭のように現状を語る。(後略)
以上引用。
この記事に対して私は以下のツイートをしました。
企業にとってはコロナが追い風になったってことでしょうか??
— arusara (@arusara_jp) December 15, 2020
高給取りの「製薬営業」が大量にクビにされる訳 ピークから1万人減、コロナ禍で過剰体質も露呈 | 最新の週刊東洋経済 - 東洋経済オンライン https://t.co/6YlpoE1gPM #東洋経済オンライン @Toyokeizaiより
『企業にとってはコロナが追い風になったってことでしょうか??』
製薬会社で営業(MR)は、近年ITの発展に伴い人員削減が行われており、アメリカではすでにMRの数がピーク時の3割程度まで減っていると聞いたことがあります。
接待の禁止や医薬品開発の高度化・長期化などがあり、MRも大きく変化するのではないかとの声がありました。
結局、MRとして生き残れるかどうかは、医師側から必要とされるかどうかだと思います。
当然ながら、「ただ売っている」というMRは淘汰されていくことでしょう。
つまり、どの業界・職種でも必要とされるのは「希少価値」のある人材です。
慢性的な人手不足がおこる職種では、自動化・機械化が進み、人がやっていた仕事も機械に置き換わっていきます。
ましてや、コロナ禍によって人と人との接触を減らす行動様式がニューノーマルとなっているわけですから、その変化に対応できるかどうかが問われる。
よって、働き方も変われば、働く人に求められるものも、これからドンドン変わっていきます。
コロナによって、今までの考え方や価値観が、益々通用しなくなるわけです。
代替可能な仕事、替えがきく人間は、これから価値がなくなっていくことでしょう。
結論として、営業マンは「希少価値」のある替えがきかない人材になるしかないのではないかと思うのですが・・・
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