変化自体に是非はない
日本は、2020年に女性の過半数が50歳以上となり、以降出産可能な年齢の女性数が急速に減り、出生数も激減期に入っていきます。2022年には団塊の世代が大病にかかりやすくなる75歳以上になり始めます。2025年には高齢者の5人に1人が認知症になるという推計もあります。
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コロナ禍で外出自粛を続けている高齢者も多いでしょうが、コロナリスクは軽減されるかもしれませんが、ロコモティブシンドローム、サルコペニアのリスクがかなり高まっているなぁと個人的には冷ややかな目で見ています。
日本は人口ピラミッドが所謂棺桶型に向かっており、それは少子高齢化、人口減少、長寿命化、つまりは、人口構造の変化を意味しています。
人口構造の変化を余儀なくされるわけですから、ただでさえコロナ禍で「医療現場を逼迫」などどいっているわけですから、僅か5年後の団塊の世代が75歳以上になる2025年には一体どうなるのでしょうか?
医療・介護の分野は「待ったなし」のはずです。本来は。
今後更に日本は、人口減少社会となって国内マーケットが縮小するだけでなく、年齢構成も変わり高齢化が進めば当然ながらニーズも変わってきます。
以前のエントリー「高齢者にとっての美容室を再定義する」では私なりに超高齢化社会での美容室の在り方を考えてみました。
もちろん今後の事を考えることは重要ですが、皮肉なことに今年は世界的に100年に一度のウイルスに襲われてしまい洒落にならない状況が続いています。
11月消費者物価、0.9%減 GoTo影響、10年2カ月ぶり下落幅
以下引用。
総務省が18日発表した11月の全国消費者物価指数(2015年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が101.2となり、前年同月比0.9%下落した。マイナスは4カ月連続で、デフレが深刻化していた10年9月(1.1%減)以来、10年2カ月ぶりの落ち込み幅だった。政府の観光支援策「Go To トラベル」が適用された宿泊料の大幅な下落に加え、電気・ガス代の低下も影響した。(後略)
以上引用。
人口減少による人口構造の変化の前にコロナが襲ってきて企業はビジネスモデルの転換を、そして働く人間にとっては働き方見直しを迫られています。
どうやら順番通りに都合よく物事は進まないようです。
うちの会社を見ていても、そして取引先である美容室を見ていても変化する人は変化するし、変化しない人は何があってもしません。
別に私は、変化するから良いとか変化しないのが悪いとか言うつもりは毛頭ございません。
私の意見としては、変化自体に是非はありませんから。
つまり、シンプルに変化しなければ会社でも美容室でも「潰れるよ」と言っているだけなのです。
潰したくなければ「変わるしかないよね」ってことです。
河合雅司「未来を見る力(人口減少に負けない思考法)」
落合陽一「日本進化論」
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