表裏一体の関係


早いもので今年も後10日余りとなりました。今年に限ってはコロナに振り回された一年だった、という方も多いかと思います。そんな状況であっても目標を見失わず、または改めて目標を立て直し邁進する方もいれば、ただただダラダラとコロナ任せになってしまったという方もいることでしょう。

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やはり明確な目標がなければ外部に振り回されてしまいます

外部環境や要因の今年を象徴するものがコロナであると言えます。


自分以外の何か(外部)をコントロールすることは不可能です。

コロナをコントロールすることなど出来るはずもありませんから。


だからこそ、自分自身の“”をコントロールすることが一番大切なことだと思うのです。

外部のことに惑わされず自分の手綱だけはしっかりと握っていたいものです。

そのためにも自らが掲げる目標の存在は欠かせないのです。

外部や他人から強要されるものではなく、完全に自己の意思によって決めていくものこそが目標というもの。


現代においては、様々な情報やノウハウが溢れる便利な世の中です。

しかし、それらを生かすも殺すも、結局「自分が何をやりたいか」ということが常に明確でなければ、さして意味がありません。

目標がなければ、どんなビジネス書を読んでも、どんなセミナーに行っても、まず何も変わらないでしょう。

このような事を考えていると、迷っていない人、ブレナイ人、やりたいことが明確な人は最強だなぁと思います。



日々、様々な美容室と接して、営業をかけたり、店内勉強会を行うなかで、気づくのは、やはり「目標意識の差」です。


目標が明確で、毎日ヤルベキ事が存在するお店は伸びています。


しかし、いつも“目標のようなもの”がコロコロ変わるお店は、いくら勉強会をやったとしても、伸びることはありません

何故なら、勉強会自体が目標達成のためのヤルベキ事ではなく、勉強会自体が目標のようなものに、いつの間にかなってしまっている、からです。

意識的にも無意識的にも「勉強会を受けていれば何とかなる」となっているのでしょう。


実は、私にとってもここは落とし穴になっていて、私自身も勉強会自体が目標になってしまう可能性があるのです。

私が目標としているのは、あくまでもうちの会社の売上アップ。

以前であれば、「美容室を伸ばす」と当ブログでは散々書いてきたのですが、もちろんそれはそれであります。


美容室が伸びなければ、うち会社だって伸びませんから。


営業マンであれば、間違いなく“数字”がすべて

そして、数字以上に“時間”は更に大切なもの


今年に入ってから私自身の仕事量が増えたことにより、数字以上に時間に対しての見方が変わりました。


例えば、目標意識のないお店とどれだけ勉強会を積み重ねてもそれは単に知識が積み上がっていくだけのこと。

私が積み上げていきたいのは成果であり結果です。

シンプルに数字です。

もちろん結果が出るにはある程度時間がかかります。


しかし、どれだけ時間をかけようとも結果が出ないこともあります。

それが、目標意識というものです。


コロナ以前からも薄々は気づいておりましたが、目標意識の希薄なお店での勉強会ほど時間の無駄遣いはありません

しかし、ここは表裏一体の関係であって、私の目標意識の密度と相手の密度の関係性なのです

私の密度が濃くなればなるほど、相手の薄さが際立ってしまう。

私が濃ゆくなければ相手の濃さを感じることもありません。


言ってしまえば、私の目標意識が変わったのか濃ゆくなったのかのいずれかだということです。


急に話が飛びますが、サラリーマンに休日会社から電話に連絡が入ると物凄く嫌がります。

勤務中は嫌がることなく対応するくせに。

休みだからと思うからかもしれませんが、実は違います。


休みの日には目標があるからです。

目標とは、休むことだったり遊ぶことだったりです。

だから邪魔されたくないのです。


ところが、勤務中は仕事したフリをしなければならないので電話が長電話になってしまう。

何故なら、電話自体が目標と変わるからです。

与えられた仕事自体に何かしらの自分なりの目標設定があれば別ですが、多くは与えられた仕事をこなすだけ。


かく言う私も以前は、上司から指示されたことのみをやっていただけでしたしこれと同じようなものでした。


ところが約4年前から、自分の置かれている状況も変わり、更に今年に入ってから仕事量から仕事内容もすべてを自分一人で考え決めなければならないようになりました。

私自身が、数字以上に時間の捉え方が変わり、美容室の状況に応じて勉強会をやるかやらないかを決めるようになりました。


誤解してほしくないのは、取引額の大小で勉強会をやるやらないを決めることではなく、目標意識の在り方の差で決めているということです


もっと言えば、こちらが応援したくなるようなお店なのか、それともお店側から求めてこられるかどうか


ここ数年、美容室で勉強会を行ってきましたが、その在り方を見つめ直すコロナ禍での12月となりました。


淡々と目標に向けて取り組んでいいきたいと思います。





堀江貴文「時間革命」




前田裕二「メモの魔力」





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