国家戦略特区で外国人美容師解禁へ
今年に入ってから外国人美容師の話題を2回ほど取り上げていました。3月20日のエントリー「続 国家戦略特区で外国人美容師解禁?」と7月19日のエントリー「特区でなく全国で外国人理美容師解禁!?」です。で、結局、特区限定で解禁するようです。
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外国人美容師の就労 特区で制度創設へ
以下引用。
第48回国家戦略特別区域諮問会議が2020年12月21日開かれ、外国人美容師の就労について、令和2年度内を目途に東京特区での制度創設を講じることになった。クールジャパン推進やインバウンド対応の観点から規制改革を行う。
同会議は 議長・座長らによる規制改革推進会議として行われ、区域計画の認定、スーパーシティの選定に係る専門調査会および専門委員の設置などのほか、追加規制改革などについて議論された。
追加規制改革の中で、「その他の重点的に進めるべき規制改革事項 」の一つとして、外国人美容師の就労が取り上げられた。
同会議の資料によると、「美容技術等の海外普及人材の育成」として、「我が国での美容に関する実践経験を積んだ人材が海外で活躍することを通じて、日本の美容製品の輸出による産業競争力の強化やブランド向上を含むクールジャパンの推進やインバウンド対応を図るため、日本の美容師免許を有する外国人材を育成する特区制度の創設に向けて、令和2年度内を目途として所要の措置を講じる。」となっている。
以上引用。
この記事に対して私は以下のツイートをしました。
こういうことはコロナ禍でも淡々と決まっていくのよねぇ。#美容室 #美容師
— arusara (@arusara_jp) December 22, 2020
外国人美容師の就労 特区で制度創設へhttps://t.co/tnhusgHBVS
外国人美容師の就労については、表向きには昨年から話題になっており、今年に入ってからは就労を特区限定にするのか、それとも一足飛びに全国でやってしまうのかという話になっていました。
で、結局、特区限定で、まずはいきそうですね。
まあ、その後は既定路線である全国展開が予想されますが。
このような話題は、理美容組合に入っている美容師でも一部の方しか知らないだろうと思います。
私としては、意外に重大なニュースだと思うのですが、実際に美容室に携わる人間であっても「別にいいんじゃない」って感じだと思います。
外国人美容師解禁について判断しようがないし、判断できる材料も持ち合わせていないでしょう。
そもそも「特区」って何?
人手不足と言われる美容業界だから仕方がないのか?
外国人美容師解禁となって、結果として、何がどう変わっていくことが予想されるのか?
等々。
そして、記事中の「美容技術等の海外普及人材の育成」が、何故、日本人ではなく、外国人美容師解禁と関係があるのかと、思わずにはいられません。
素晴らしい日本人美容師が沢山いるでしょうに。
私自身、美容業界に携わる一人の人間として、外国人美容師解禁について賛成・反対といった二元論ではなく、独自の考えを持ち合わせておく必要があると思うのです。
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