コミュニケーション能力


STEMとは・・・
 Scicence(科学)
 Technology(技術)
 Engineering(工学)
 Mathematics(数学)
の頭文字から作られた造語ですね。


広義では理系の学問全般、狭義ではハイテク産業で
求められるよいうな知識やスキルのことを指します。

第一次産業革命が、18世紀に起こり、それが今は、
第四次産業革命と言われています。

第四次産業革命というのは、第三次産業革命がさらに
進化して、開発から生産、販売、物流までの、
サプライチェーン全体を「スマート化」し、品質、
価格、納期、サービス等商品力全体の向上を目指すことが、
狙いとされています。

ちなみに、第三次産業革命というのは、20世紀に起こり、
インターネットの製造工程へに応用とされていることのようです。

世界は、この産業革命が起こるたびに、
即ち、新しいテクノロジーが誕生するたびに、仕事、職業と
いうものが変わってきたわけです。

今後は、AI化や自動化が更に進んで行くわけですから、
何が起こるかというと、繰り返しになりますが、

『今ある仕事の殆どで求められる
 仕事の内容やスキルが変わっていく』ということです。

例えば、介護士を考えてみましょう。
介護士の仕事をやっているわけではありませんが、
その仕事が、かなり肉体に負担をかけていることは明らかです。
特に、腰を悪くする人が多いと聞きます。介助というやつですね。

そこで、最近では、サイバーダイン社の「HAL」に代表されるように、
ロボットの導入が必然の流れだと思います。
ゆくゆくは、自立式の介護ロボットが肉体労働を行っていくようになるはずです。

ちなみに、話しは逸れますが、この介護の現場でのロボットの導入ですが、
私が印象に残っている話があります。

それは、施設側からすると、ロボットの導入には難色を示している。
(もちろん金の問題もあります)
何故なら、施設側の”ウリ”にしているものが、
人間の手で行う介助の”ぬくもり”なんだそうです。

ところが、利用する側は、そうは思っていない。
それどころか、どこの誰かに体を触られるくらいなら、
ロボットが”まし”と考えている人が殆どだそうなんです。
ましてや、気を遣う心配もないから。

互いの思惑が一致しないもんなんですね。

話を元に戻すと、介護福祉士の本来の役割が重要となるはずです。
つまりは、人を励ましたり、悩みを聞いてあげたりすることですね。
これは、いかにAI化が進んでも、人間の介護士の需要はなくならないでしょう。

ただ、実際の肉体作業はやらないという点で、介護士という名称は消えて、
もしかしたら「介心士」といった仕事に変わっているかもしれません。

その時に必要なスキルは、人の話を聴くことができる能力や、励ます力となるかもしれません。
そうなると、従来の資格試験の内容もどんどん変わっていくのではないでしょうかね!?

人が人にしかできないもの、つまりコミュニケーション能力がいかに大事か。
私としては、コミュニケーション能力というか、営業力がしっくりきます。
人がやる商売では、営業力が要なのは、これからも変わらいことだと確信しています。


とまあ、偉そうに書きましたが、この「介心士」のことは、
下記の本に詳しく書いてありましたので、よろしくお願いします。

人工知能時代を生き抜く子どもの育て方




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