日頃からバッファ(緩衝)をとる
政府の進める政策等、決定しているものはある程度予測はつきますが、自然災害やウイルスなどは、ある意味どうしようもありません。つまり、自然災害やウイルスなどの外部要因は、常に様々なものと複雑に絡み合い、それによって“何”が起こるか分かりません。
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新型コロナウイルスに対する政府の対応のダメダメぶりは誰しもが認めるところでしょう(批判しても仕方がないけど)?
となると、基本的には、自分の身は自分で守るしかないのだと、2回目の緊急事態宣言が出されてから更に痛感する毎日です。
コロナ禍などの外部要因を変えることは出来ませんが、自分という内部要因は、理想を言えば日頃より変化に対応できるようにしておきたいものです。
コロナ影響で倒産 計900社に 飲食店は最多の141社
以下引用。
新型コロナウイルスの影響で倒産した企業が、合わせて900社に達したことが分かりました。
信用調査会社の帝国データバンクによりますと、新型コロナウイルスの影響で▽破産などの手続きをとって倒産した企業と▽事業を停止して法的整理の準備に入った企業は個人事業者を含めて、去年2月から18日正午までで合わせて900社になりました。(後略)
以上引用。
全国企業「休廃業・解散」動向調査(2020年)
企業の休廃業・解散、全国5万6千件 2年ぶり減少、抑制傾向で推移
~“黒字”での休廃業・解散、過去最高の6割に迫る 21年は先行き難の企業中心に急増も懸念~
上記2つの記事が、外部要因であるコロナによっての影響そのものです。
世間では、「ウイズコロナ、ウイルスと共生する社会」と言いつつも、ウイルスを受け入れるどころか相変わらず、コロナをどうにかして駆除、排除する方向でしか対応していない印象しかありません。
疫病を蔓延させないことと、経済を回す行為は、トレードオフの関係である以上、中途半端な政府による政策を進めるのであれば、紹介した記事にあるように、うちの会社がそうなる日も近いような気がしてなりません。
とはいえ、誰しも、とくに経営者はそうならないように必死でしょうから簡単に倒産、とはいかないまでも、コロナ禍とうい状態で多くの時間が経てば経つほど悪い影響しかありません。
コロナ禍と言う言葉を聞いてから既に一年が経とうとしています。
コロナ禍がいつ収束するかを考えること自体が時間の無駄であって、コロナ前提(コロナ以外にも前提にするものはあります)で昨年以上に会社を経営する必要があります。
それはつまり、「転ばぬ先の杖」「備えあれば患いなし」のような言葉に代表されるように、万が一に備えてあらかじめ十分な準備をしておくことなのでしょう。
万が一に備えるとは、最悪の事態を想定し、準備と計画に全力を注ぐということ。
更に加えて言うならば、どんな状況になろうとも臨機応変に対応できるような心構え、そして変化に対応できる能力を身に付けることを怠らないことも大切だと思うのです。
そして、その心構えと能力は日々の備えという名の「勉強」から得られるものであることは言うまでもありません。
コロナ禍や災害は予測不能ですし、現実は不安定で不確実なことばかりです。
VUCA化
「V=Volatile(不安点)、U=Uncertain(不確実)、C=Complex(複雑)、A=Ambiguous(曖昧)」
とはよくいったもので、誰もが考えもしなかったことがこれからも起こることでしょう。
確実に言えるのは、世の中に確実なことなどないということ。
繰り返しになりますが、だから何が起こってもあわてないよいうに、あらかじめ備えておいたほうがいいようです。
グレッグ・マキューン「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」
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