続 実践に勝る勉強なし
1月15日のエントリー「実践に勝る勉強なし」で、『私から他の営業マンに教えられることは「たった一軒でもいいから新規を決めておいで」ぐらいなのです。』と、書きました。つまり、その新規を決めるという中に営業の全てが詰まっているといっても過言ではないのからです。
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ということで、昨日、嬉しい知らせが私のもとにありました。
面倒を見ている営業マンから、「新規客への商品の納品が決まりました」という知らせが。
ただでさえコロナ禍で既存客への営業訪問でも躊躇してしまうのですが、既存客への新商品の納品ではなく、新規顧客の獲得となると、嬉しさの次元が変わってきます。
確かに、営業マンからすれば営業訪問に気が引けるとは思うのです。
がしかし、美容室側からするとコロナ禍でお店の売り上げダウンを挽回しなければなりません。
挽回するための手段として“新商品”に活路を見出すことは、当然といえば当然なのです。
もちろん、その手段が良いか悪いかはあるにせよ、美容室にしてもとにかく必死なわけで。
営業は、一回の訪問やアプローチで決まることなどありません。
実際には、地道な作業の繰り返しであって、確かにそこに効率の悪さはあると思います。もちろん否定しません。
しかしながら、そもそも効率の良い営業ってあるんでしょうかね?
相手から嫌がられない程度に一定の距離間を保ちつつ、何度も何度も営業をかけていくしか私は知りません(他にいい方法があったら誰か教えて下さい)。
結局は、「足を運ぶ」ということしか私の頭には浮かびません。
新規顧客獲得ってこんなもんじゃないんでしょうかね。
私が面倒を見ている営業マンにしても、特別変わったことなど何もしていません(というか出来るような感じではありません)。
ある程度のセールストークを用意して何回も足を運び、私からのアドバイス通りに営業をかけただけです。
もちろん、同じようなアプローチをしても決まらないこともあります。むしろ決まらないことの方が遥かに多いでしょう。
でも、決まることもあるのもまた事実。
10軒回って1軒も決まらないなら20軒回ればいい。
20軒回って決まらなければ30軒回ればいいだけの話。
でも、多くがたったそれだけのことすらやろうとしない。
または、1軒回っても1回しか訪問しない。
1軒を1回訪問で決まらなけば10回訪問すればいい。
そんなことを繰り返していくと、何かしら営業として絡み出す。
営業で回っていて全く何も絡まないということなどあり得ないのです。
実際、私が指導した中心は、「ちゃんと回る(訪問)こと」でした。
コースを決めて定期的に訪問さえすれば相手との関係性が自然と出来上がっていくものです。
新規顧客への商品の納品が決まったことは嬉しい限りですが、喜んでいるのも今のうちで営業としての本当の戦いは、商品を納品してから始まります。
つまり、商品をリピートしてくれるかどうか。
商品の納品だけでも大変なことなのですが、リピートしてくれるように取り組んでいくのは別次元というか別世界というか・・・
とにもかくにも、その営業マンからすると確実に次のステップへ進んだということです。
私も頑張らなければ。
三戸政和「営業はいらない」
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