理容室でのサブスクサービスで私が勝手に思ったこと


可処分時間とは、消費者が自分の判断で自由に使える時間のことをいいます。理美容室が世間に浸透していくのに合わせて、理美容室に時間を使う消費者自体は増えていきます。但し、それは成長期の話であって、成熟期も過ぎようとしている理美容室には、とてもとても当てはまらない。

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今の日本において、理美容室でゆっくり“時間”を過ごしたいと考える人がどれだけいるのかと思ってしまいます。

出来る限り短時間で利用を済ませたいと考えているのは私だけでしょうか?


スマホによって我々は、細切れになった時間を自分なりに上手く消費することに完全に慣れてしまっています。

ビジネス目線で見れば、消費者に「時間をいかに使わせるか」が重要です

かつては、「財布をいかに開かせるか」の勝負でした

しかし、今は先に時間を使ってからあとでお金を払うもの。


スマホの登場以来、自分たちの取り扱う商品に対して、なんら競合をする商品やサービスだけがライバルになるのではなく、今という時代においては、人が時間を費やす全てのものがライバルになり得るのです

ということで、以下は、その現実が見えているのかなぁと、個人的に余計なお世話をしてしまいました。


月額1万1000円でカット通い放題 理容室では珍しいサブスクサービスがスタート


ビアバーを併設した理容室「フランクス バーバー(FRANK'S BARBER)」の日比谷店と人形町店では、業界内では珍しい理容室のサブスクリプションサービスを開始した。月額1万1000円でカット通い放題、そしてカット時にはクラフトビールが無料で飲めるという特典付きだ。

サブスクサービスを始めた理由について、「日々の接客の中で、お客さまから『もっと小まめに髪を切りたい』『料金が気になるのでカットの頻度をセーブせざるを得ない』『月1回のカットでは美しいフェード(最短で0㎜のベリーショートの刈り上げ)を維持できない』という声を多数耳にした。そこで“バーバーショップをもっと自由に”をコンセプトに、“月に何度も通いたい理容室”を目指してサブスクサービスを開始した。特にフェードカットのような美しいスタイルを保つために、小まめなメンテナンスが必要な方におすすめのサービスとなっている」と担当者は話す。(後略)


以上引用。


この記事に対して私は以下のツイートをしました。





今回は、理容室のようですが、いかにも“らしいなぁ”と思わずにはいられなくて、とにかくサブスクリプションというサービスではなくてワードを使ってみたいのだろうなと

コロナ不況とか言われているのに、前払い方式ならまだしもサブスクをもってくる当たりは「流石、理容室」と言いたくなりました(もちろん皮肉ですよ)。


いやいや、その前に時間の概念が無さ過ぎます。


何故、私がサブスクというワードだけを使いたいだけだと皮肉るのかと言えば、サブスクがどのようなものかを本質的に理解していないからです。

サブスクリプションは顧客に最良の価値を提供し続けることがサービスの本質です

ならば、その最良の価値とやらを提供し続ける為に必要なこととは何なのか?


それこそが、「データ(情報)」を取得することなのです。

つまり、サブスクリプションとは、データを徹底的に活用し、顧客に最良の価値を提供していくことなのです。


私には、この理容室がデータの取得をやっている(やってきた、やっていた)とは思えないし、ましてや価値の提供をし続けることなど到底無理だろうなと。


そして、これが最大のネックだと思うのですが、サブスクリプションの魅力は、顧客が一人増えたからといってコストが増えないことだと思うのです。

しかし、理美容室は、違いますよね。

確実に、顧客が一人増えることによって掛かるコストが増えていく。

所詮は、理美容は人がやる労働集約型の仕事でしかありません。


まあ、私が上述したことなど関係なく話題作りの一環としてやっているだけなのでしょうが・・・





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