アフターコロナでやりたいことがやれる条件とは?
長崎県は、県独自の緊急事態宣言を長崎市に発令しており、来月7日に期限を迎えます。延長は有り得るのでしょうか?同様に来月7日に期限を迎える11都府県を対象とした緊急事態宣言ですが、こちらは3月7日まで延長するという声が聞こえてきました。但し、宣言が発令されている11都府県のうち感染状況が改善している栃木県については、解除が検討されているようです。
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私の主観的な思い込みであると最初に断っておきますが、コロナ禍と言われ出した昨年の2月以降、とかくビフォアコロナ、アフターコロナ、そしてウイズコロナという言葉をよく耳にしました。
「最近、あんまり聞かないなぁ」なんて考えていたりして、とくにウイズコロナを。
ワクチン接種がどうやら間違いなく今年は始まるのでしょう。
毎年流行するインフルエンザでさえ、そのワクチンを接種する人は限定的なはずなのに、新型コロナウイルスのワクチン接種をする人がどれだけいるのでしょうか。
とくに、ゼロリスク症候群にとってワクチン接種はあり得ないのだろうと思います。
コロナ禍収束のためには、「ワクチンが出来れば」「薬が開発されれば」という声が聞かれることがありますが、結局は、社会が新型コロナウイルスを「恐れるに足りない」と受け入れるしか収束はあり得ないのかなと私は思います。
ウイズコロナなどと言っていますが、じゃあ風邪(これもウイルスですよね)はどうなるの?って思ってしまいます。
ウイルスは何も新型コロナウイルスだけではなく、他にも存在しており、それこそ既に“ウイズ”です。
新型コロナウイルスに感染すると人によっては出てくる症状は異なります。
症状の説明をワイドナショーで取り上げていますが、いつも思うのが、風邪を舐め切っているなぁということ。
もっと言えば、インフルエンザにしてもです。
大体が、ウイルスに感染してしまうとそれはそれは大変なんです。
私は思うのですが、社会人であれば当たり前だと思うのですが、日頃から風邪をひかないように仕事をしたり、生活をしているんじゃないんでしょうかね?
どんなリスクをとって日々を送っていますでしょうか?
わざわざ病気にかかるようにとか、風邪をひくようにとかして生きていませんよね。
なのに、何故にここまで新型コロナウイルスを恐れるのかがもはや理解不能な私です。
どんなウイルスだって「怖いよっ!」て言いたい。
ウイズコロナなどという言葉遊びも程々にしなければ、疫病の死の恐怖よりも、緊急事態宣言による経済的影響による死の恐怖を考える必要があるのではと思ってしまいます。
経済的影響と書きましたが、どんな影響が出るかって考えたことがあるでしょうか?
前日のエントリーで書いたばかりでしが、人員整理に踏み切る企業が増えているといいます。
もちろん、飲食店にはじまり店舗を構える商売は苦境に立たされています。
緊急事態宣言とは、需要が物凄い勢いで減っていくことで、それはつまり消費が減るということ。
経済は、需要と供給のバランスですから、需要(消費)が減れば供給過剰となり、供給側は程なく淘汰されていきます。
そんな中にあって、なんと“呑気”な記事なんだろうかと思ってしまったのが下記であります。
アフターコロナでやりたいこと 3位「友人との外出」、2位「外食」、1位は?
2度目の緊急事態宣言が首都圏に発出されて3週間が経過した。感染者数は減少傾向ではあるものの、いまだに油断できない状況が続いている。スマートフォンアプリ「LOCARI」を運営するWondershake(ワンダーシェイク、東京都目黒区)は「アフターコロナに関するアンケート」を実施。落ち着いたらやりたいことや、緊急事態宣言下で感じていることなどを調査した。
「新型コロナウイルスが落ち着いたらやりたいこと」について尋ねたところ「国内旅行」という回答が81.6%で最も多くなった。次いで「外食・会食」(65.3%)、「友人との外出」62.9%などと続いた。上位には入らなかったものの「結婚式」「マスクを外したい」という回答も複数あった。(後略)
以上引用。
この記事に対して私は以下のツイートをしました。
仮にアフターコロナなるものが有り得るとして、そのとき日本に供給能力が維持されていればいいけどね。https://t.co/acvh9ENFtO
— arusara (@arusara_jp) January 30, 2021
国内旅行、外食・会食が、人気が高いようです。
航空、鉄道、バス、ホテル、旅館、飲食店、どれもこれも供給側です。
供給が成り立つのは、需要という消費があるから。
経済的な影響をお金の話と勘違いしている人も多いかもしれません。
経済力とは、お金の話ではなく、あくまでもモノ・サービスを生産できる能力のことを言います。
どれだけお金があったとしてもモノ・サービスを生産出来ることにはなりません。
モノ・サービスを生産するには技術があるだけでは話になりません。
技術があるのは前提であって、そこに技術を蓄積させていくノウハウが必要なのです。
供給が崩れるとは、技術も蓄積も全て吹っ飛ぶということ。
仮にアフターコロナなるものがあるとして、その世界では一体どれだけの供給能力が維持されているのでしょうか。
まあ、私からすれば馴染みの飲食店に通いたいでけなのですがね。
中野剛志
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