美容ディーラーの次の一手が水面下で打たれている!?
10都府県では緊急事態宣言が延長されましたが、長崎県が長崎市に対して2月7日までとしていた独自の緊急事態宣言は延長せず解除するようです(ブログ更新時は決定ではありませんが、本日正式に決定とのこと)。とは言え、コロナの収束宣言が出されたわけではないので、依然として不要不急の外出を避けなければならないような空気感は続くのでしょう。
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どうやら仕事をすることは不要不急ではないらしいので、私自身は変わらず、美容室に訪問しては営業活動をしております。
もちろん状況が状況なだけに訪問する美容室は選択しています。
現時点での各美容ディーラーの営業方針がどうかは定かではありませんが、聞くところによると美容室への訪問は殆どないようです。
まあ、訪問自体はしないにしても今では(今までも)私のように直接お店に足を運ばずとも営業はできます。
電話、メール、LINE、Zoom、SNS等、つまりオンラインのサービスを利用していくらでもやろうと思えば営業は出来てしまいます。
昨年の話になりますが、ちょうどAmazon「プロフェッショナル・ビューティーストア」が開設した前後だったと思います。
ホットペッパービューティーを利用している美容室オーナーから聞いたのが、ホットペッパー上で、どこの美容メーカーを利用し、付き合いのある美容ディーラーはどこか、というようなアンケートがあったそうです。
このアンケートがどのように今後、ホットペッパービューティーで活用されるかは定かではありませんが、間違いなくホットペッパービューティーが次の一手として何かしらを考えているのは確かです。
また、Amazon「プロフェッショナル・ビューティーストア」開設以降、出店ディーラーによる美容室への電話営業が展開されているようです。
「どこの美容ディーラーとお付き合いでしょうか?」
「そちらよりも1割程安く材料を卸すことができますよ」
というような内容だそうです。
美容室と美容ディーラーの関係は意外に固く、その関係性を重視するところは多いと思います。
しかしながら、Amazonを初めビューティーガレージ、美通販の便利さと安さは、美容室にとってもかなりの魅力であることも事実です。
更には、以下のツイートにもあるようにAmazon側も利用者にアンケートを実施しているようですし、そのデータを解析して次の一手を打ってくることでしょう。
Amazonが実施した「美容室の材料仕入れ」に関するアンケート。
— KAMIU 美容師のためのメディア (@kamiu_jp) January 26, 2021
美通販やビューティガレージを競合として見ているようです。また、カラー剤ブランドや年間仕入額に関しての詳細なアンケートも実施。 pic.twitter.com/2mwBEhtJ0J
Amazon「プロフェッショナル・ビューティーストア」に出店しているのは美容ディーラーですから、大手美容ディーラー、ビューティーガレージの熾烈な戦いが繰り広げられることが予想されます。
そして、私の会社のような弱小美容メーカーの立ち位置も変わらざるを得ないことは言うまでもありません。
独自路線で美容室との関係性を今まで以上に築いていくのかしら、それとも上記の美容ディーラーの力を借りて(利用)、新たな販路を築いていくのかしら。それともまた、別の方法を模索していくのかしら。
時代の流れは、ゆっくりなようで激流なようで。
気づけばどこかに流されて座礁していた、というような事態だけは避けたいものです。
山本康正「2025年を制覇する破壊的企業」
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