これから問われる働く理由


情報がますますオープン化するとともに、AIやロボットをはじめとするテクノロジーが進化し、人間にとって面倒な仕事はすべてそれらに任せられるようになるからだ。そうなると、仕事は自分の「やりたい!」とういモチベーションを原動力にしたものへと変わっていく。つまり、労働の必要性が下がっていくわけだ。仕事は他人のために「引き受けるもの」から、自分が能動的に楽しんで「つくっていくもの」へと変わっていくだろう。(堀江貴文「遊ぶが勝ち!」より)

人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。








上記で私が思うポイントが、「モチベーションを原動力として仕事をする」、ということにあります。

何のために働くか?的な問いにも通じると思うのですが、この場合だと、どうやら「お金」ではなさそうです。

お金のために働くことの是非など私からすればどうでもよいのですが、現時点で実際に生きていくにはお金が必要です。

いつも思うことですが、お金のために働いているわけではないけれど、働くのはお金のためでもあります。もちろん私の場合。

私も50歳手前の世間ではいい年なので、サラリーマンを続けている限りは、今以上の年収を稼ぐことは出来ないことは理解しています。

単純に年収を増やそうとすればサラリーマンをやりながら副業でも始めなければなりません。


たまに、Twitterを眺めていると、若い美容室オーナーが、コロナでの気づきのような形で、これからの美容室経営をツイートしているのを見かけます。

その中で「美容室経営だけではダメだ(売上を上げれないという意味)」というものがあります。


これって本質的じゃないなぁとつくづく感じてしまいます

言葉を選ばずに書かせてもらうと、売上をもっと上げよう、もっと稼ごう、と思うならば、正解は「美容室を経営しない」です

稼ごうと思うのあれば、別の何かをやった方がいいでしょう。

あまりにもネタバレし過ぎている美容室経営で稼ぐことなど不可能ですから(客単価1万円とれるとでも思っているのでしょうか)。


お金が欲しいのかそれとも美容の技術がやりたいのかを同時には成立させることは、私には出来ないと思っています。

これが冒頭に書かれた「モチベーションを原動力として仕事をする」と重なる部分です。


私が携わる美容室オーナーは、確かにお金のために働いているとは思います。

しかし、それ以上に美容の技術というか美容師の仕事が大好きな人ばかりです。

だから、コロナ禍でも売上はそこそこ安定しています。


結局は、何を選択するかだと思います

そんなことを考えながら以下の記事を読んでいました。


年収が高くなくても会社に満足な人の理由。自由度か人間関係か

まだまだ収束が見えないコロナ禍。経済の先行きも不透明です。人材紹介大手のエンワールド・ジャパンが昨年11月に発表した「新型コロナ禍における転職のきっかけ調査」では、新型コロナをきっかけとした転職検討者の動機のうち「会社の将来への不安」が46%と半数近くを占めたといいます。

転職では給与条件も主な動機の一つにあげられますが、年収が高いからといって自分の会社に満足しているとは限りません。高年収だけれども激務で休みさえ取れないという人もいれば、その逆もあり、人によって置かれている状況はさまざまです。

今回は、年収が高いとは言えないにもかかわらず自分の会社に満足しているという人たちに、その理由を聞いてみました。


副業・複業OKで多様なキャリアを認めている

「今の職場は副業OK。そのほかにも多様なキャリアを認めていて、誰でも時短勤務を利用可能。フレックスタイム制でコアタイムがないから自由に柔軟に働ける」というのは、IT企業に勤務する30代のAさんです。そのため、副業でさまざまな仕事をしている人がいるのだそう。

「舞台俳優をやりながら営業をしている人もいるし、自分の会社を設立して社長として働きながらウチで経営企画部の部長をしている人もいる。それぞれの方面で活躍しながら、この会社で多いとは言えなくても一定の収入を得られるというメリットがある」と続けるAさん。

「私も自分の店を持ちたくて、カフェで定時後に2~3時間アルバイトをしたり、経営の勉強をしたりしながら働いている。会社が安定的に給与を出してくれているからこそ、私は自分の夢を追える。だから会社に恩返しをしようと思って全力で働ける」と絶賛していました。(後略)


以上引用。


この記事に対して私は以下のツイートをしました。





まあ、この記事は、「年収の高い低い」と「満足感」を無意識に因果関係があるとの前提でタイトルをつけてしまっているのが、私から言わせるとナンセンスなのですが。

それはともかくとして、多くの人がお金ではない何か別の理由(やりがい、人間関係、自由度等々)によって働く場所を決めているのでしょうね。





落合陽一「働き方5.0~これからの世界をつくる仲間たちへ~」





人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。





【関連記事】
スタッフのモチベーション向上に悩む必要があるの?

時代の変化に振り回されないためにも

新しい時代の人の生き方

コメント

非公開コメント