美容室とBGM


JASRACと音楽教室が著作権使用料をめぐって争っているようです。美容室でも有線、ラジオ、CD等で音楽を流しているお店が多いのですが、その場合「著作権使用料」の対象となってしまいます。美容室のBGMは「営業行為の一環」にあたり、著作権者(=JASRAC)の許諾が必要になるので「著作権使用料」を払わなければなりません。但し、USEN、テレビ、ラジオを流す場合は、提供者がBGMの「著作権使用料」を支払っているので支払う必要はありません。

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「著作権使用料」は、美容室に営業で訪問すると、今でも話題になります。

実際のところ美容室のBGMですが、USEN、テレビ、ラジオ、CD、YouTubeといったところでしょうか。中には、BGMナシのところもたまにあります。

美容室にBGMが必要というわけではないので、それこそオーナーによる店内の雰囲気づくりの一環でしょうから。


ということで、いつものように美容室に関するネット記事を探していたら、つい記事タイトルにつられて読んでしまいました。


コロナ禍で激変する美容業界、ヘアサロンから「消えたもの」は?

(前略)
ヘアサロンから消えたもの…

ヘアサロンの売り上げは、それほど落ちていないらしい。これは自らカットしに行ったりしてわかったことだが、そもそも髪の毛は自分では切らない(切れないとも言える)。パーマともなればなおさら、サロンに行くしかない。東京のサロンで話も聞いたが、それほどコロナ禍の影響は受けなかったらしい。

美容室は、厚生労働省の管轄で、もともと衛生管理は行き届いている。使う用具は日々、薬や紫外線殺菌器で殺菌していないと営業許可が出ない。鏡まわりに落ちた細かい髪の毛1本1本を毎回掃除してきたスタッフからすると、コロナ対応で除菌液で掃除するにしても、作業には大差がないようだ。

ヘアサロンで気づいた変化は、カフェなどと同じく、店内に流れるBGMがなくなったことだ。静かな声での会話を尊重するためか、無音のサロンやカフェが増えた。実は、これは意外と心地よい。好きな音楽はすでにスマホで毎日持ち歩いている。サロンやカフェで新しい音楽を耳にするより、スマホなら流行りの音楽も検索しやすい。


以上引用。


この記事に対して私は以下のツイートをしました。





残念ながら(?)、私の周りの美容室に限っては、コロナ禍で店内BGMをなくしたお店はありません。

たまにBGMの音量がやたらと大きい店があったりしますが、あれではお客との会話など難しいでしょう。お客の中には、耳の調子が良い方ばかりではないでしょうからね。

かと言って、無音もなんだか素っ気ないというか、物さみしいというか、「会話を楽しみたい」が目的ならまだしも、美容室に来店して「会話を楽しみたい」は、二の次三の次ではないでしょうか。

あくまでも美容室には、「キレイになるため」に来店しているわけですから。

私からするとお客と美容師の“を持たせるためには、聞こえるか聞こえないかの微妙なところでBGMがかかっているのが理想ですね。


ということで、美容室は、JASRACから音楽教室と同様に著作権使用料で突っ込まれないように注意しましょう。





グレッグ・マキューン「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」




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