美容室にどれだけ時間をかけてもいいかを知りたい
10都府県には緊急事態宣言が継続中ですが、長崎県独自の緊急事態宣言は解除されて数日が経過しました。正直なところ雰囲気としてはあまり変わらない、といったところです。美容室を営業で回っても、忙しいところは忙しいし、ヒマなところはヒマです。緊急事態宣言が出る前後の一週間は、割と(来店の)落ち込みはあったようですが、それが過ぎてくると美容室への来店も戻ってきているようです。
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元々から美容室に定期的に来店していた方は、コロナ感染というよりも外出自粛要請、つまり同調圧力を気にして来店を躊躇しているだけなのではないでしょうか。
美容室に来店する習慣がある人は、コロナであっても通うでしょうし、そもそも美容室を利用する習慣がない人にとっては、コロナに関係なく通うことなどありませんから。
マスク着用によって化粧品の売上が減少したとのことですが、流石にヘアスタイルを隠すことはできませんので、美容室の売上の落ち込みは他と比べても限定的なのでしょう。
各種諸々のイベント自粛によって、ヘアスタイルを披露する場面が減ったかもしれませんが、女性というものは「いつどこで誰に見られているか分からない」と考え、「いつどこで誰に見られてもいいように」備えておくものです。
ホームカラーを利用する人が増えたということですが、それも一時的なものだと私は思います。
何故なら、ホームカラー派はどこまでいってもホームカラーなので、コロナ以前より美容室で髪を染めることはしません。低料金大型チェーン店やヘアカラー専門店でもヘアカラーはしません。
ヘアカラーで美容室を利用する人は、ホームカラーとサロンを併用する人かサロンのみの人です。
美容室でヘアカラーをする人にとっては、コロナの影響でホームカラーを利用した人は、仕方なくホームカラーを利用しただけで、いずれ今まで通っていた美容室で髪を染めてもらうと私は思います。
ということで、ホットペッパービューティーがコロナ禍で美容トレンドに関する意識調査を行ったようです。
『髪型・髪質・髪の量に「お金・時間をかけたい」女性はコロナ禍も増加中!』
コロナ禍の中で女性が「メイク」する頻度が減る一方で、「髪」に対してのニーズや悩みはどんなものがあるでしょうか? コロナを経た変化は?
「美容センサス2020年下期」(ホットペッパービューティーアカデミー)より、全国の15~69歳女性6,600人を対象としたコロナ前後の美容意識・行動調査を紹介します。(後略)
以上引用。
またしても記事タイトルに釣られて読んでしまいました。
調査内容ですが、まあ、そんなもんだろうなぁと。
さて、記事タイトルのどの部分に釣られてかというと「時間をかけたい」というところ。
調査内容に、きっと時間に関するアンケートがあるのかと思いきや、お金と時間を同じものとしてアンケートを実施していたのが非常に残念でした。
ただ、記事の最後の部分で『40代女性の多くが悩みを抱える「白髪」。コロナ禍でも、白髪のメンテナンスは必要。「短い時間でプロの手入れを」と、カラー専門店で時短メニューを打ち出し人気が出ている例もあります。』だけが時間に関する内容を取り上げていました。
ホームカラーでも「構わない」と思っている方も実は多いのではないかと思うのです。
しかしながら、「失敗したらどうしよう」、という部分が支配して割り切れない人は美容室を利用するのだろうと。
そして、記事にある指摘の通り、もう一つ大事な要素が「時間」だと思うのです。
ホームカラーをやってみて、結果、もの凄い労力と時間がかかり、挙句の果てに失敗して、行くはずのなかった美容室を利用しては、お金と時間の両方を失ってしまうことにもなりかねません。
現代人はとかく忙しいですから、早く終わらせるものならば早く終わらせたいと考えるもの。
20代のオシャレ染めと違って、40代の白髪染めは定期的なメンテナンスの位置づけですから、それ自体に費やす時間を有意義なものにするには、やはり時短なのではないかと思います。
年代によっては、美容室で過ごす時間の価値が異なるはず。
なのでアンケートには、ヘアカラー、ヘッドスパ、トリートメント、パーマに費やすお金ではなく、時間を聞いて欲しいところでした。
つまり、私は、美容室に「どれだけ時間をかけてもいいか」を知りたいのです。
グレッグ・マキューン「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」
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