成果を度外視した仕事への慣れは危険!?
地区によって多少異なるのですが、私が住む長崎市であれば月曜日は基本的に、美容室は定休日です。確か関東では、火曜日が定休日だったような記憶があります。で、私はあくまでも美容メーカーの営業マンなのですが、動きとしてはディーラーの営業マンのような動きをしています。ディーラーによって違うのでしょうが、月曜日は美容室が定休日ということもあり休みにしているディーラーもあるようです。
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私はというと、月曜日は普通に仕事です。
美容室からすれば、美容ディーラーの営業マンなんかは、配達、集金、新商品の案内が仕事に見えているでしょうから、美容室が休みである月曜日に事務所で一体何をしているのか?不思議なようです。
今でこそ商品配達を直接、配送センターから送る大手ディーラーもいるようですが、まだまだ多くのディーラーは、会社の倉庫から車に商品を積み込んで配達するスタイルだと思います。
なので、その商品が事務所というか倉庫に送られてくるのが月曜日だったりします。
でもこれは仕事と呼べるものではありませんよね。
ならば一体営業マンは何をしているのでしょうか?
あくまでも私の場合になってしまうのですが、月曜日にする仕事は準備です。
当ブログではいつも書いているように、私は美容室向けに勉強会をやっているので、その準備でもあります。
勉強会の内容を考えることであったり、内容を作成することであったりと、勉強会こそ準備がものをいいます。
ぶっつけ本番で出来てしまうほど簡単なものではありません。
もちろん勉強会をやる事自体は誰にでも出来るし、ぶっつけ本番でも何とか出来るでしょう。
しかし、そこには全く中身がないとうか成果が前提とされた動きがないというか。
勉強会というものは敢えて書けば、私の会社の商品が今以上に売れるように、引き続き取引してくれるようにするのが大前提なのです。
私の会社の利益につながること、同時に美容室の利益につながることが重要であって、勉強会ですが勉強をする場ではありません。
勉強をしたいのであれば学校に行けば済みますから。
この部分を勘違いして自分が仕事をしているふうに思いたいから、つまり自己満足的に勉強会をしていては全く意味がありません。
仕事をしたフリには見えますが、肝心かなめの成果がいつまで経っても上がってはきません。
遊びを否定するつもりなどありませんし、遊ぶように仕事をすることも理解は出来ますが、仕事で遊んでいては何にもなりません。
仕事を中心にもってきて遊ぶ人もいれば、遊びが中心となって仕事をする人もいます。
「仕事が中心で遊ぶ人」とは書きましたが、そのような事が出来る人は稀なのではないかと思います。
仕事が悪い意味での遊びになっている、もっと言えば暇つぶしになっている人が殆どなのかもしれません。
成果を度外視して考えると、仕事はある程度慣れてしまえば、それこそルーティンになってしまいます。
成果が上がる上がらないに関係なく仕事自体には慣れるものです。
この慣れが非常に厄介でして、これを仕事が出来ていると勘違いしてしまう原因となるのです。
つまり、ディーラーの営業マンであれば、配達、集金、新商品の案内がそれにあたり、それは仕事ではありません。
でも、このような動きは慣れてしまえば誰にでも出来てしまいます。
営業マンの仕事はあくまでも成果を上げることなのです。
初めの話に戻ると、月曜日に何も仕事が無い営業マンは何も仕事をしていない、つまり成果を上げるように仕事に取り組んでいないということになります。
月曜日は、先週回った美容室からの依頼事や気づきやら約束事やらを処理しなければならないし、今週回る予定の美容室に対してどのように営業をかけるかを考えなければならないので、実は非常に忙しかったりします。これを一言で言うと準備となります。
私は昨年から、他の営業所の営業マンの面倒を見るようになりましたが、月曜日に何をしているかを聞けば、大体その営業マンがどのような仕事をしているか分かります。
ちなみに、準備という仕事を理解できていた営業マンはゼロでした。
グレッグ・マキューン「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」
落合陽一「働き方5.0~これからの世界をつくる仲間たちへ~」
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