気づく力は習慣化によって得られるもの
本日も前日のエントリーに引き続き、仕事(営業)における「気づき」について書いてみようと思います。前日のエントリーでは、個人の気づきに期待するのではなく、会社として否が応でも気づける(自主的に仕事ができる)環境をつくっていくことが大切なのではないかと述べました。
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仕事が出来ないよりは出来ることが望ましいわけで、誰しも「仕事が出来るようになりたい」と思うものです。
仕事(営業)とは常に成果がつきまといます。成果を出すには、シンプルに能力を身に付けるしかない。
その能力のひとつに「気づく力」があると思います。
決められる営業マンと決められない営業マンでは、一体何が違うというのでしょうか?
例えば、同じように新規飛び込みセールスをやったとしても、気づくところ、力を入れるところ、克服しようとするところが全く違う。だから、その過程があって結果として出てくるものが異なるのです。
つまり、決める営業マンは、決められない営業マンの気づかないところに気づくことが出来て、なおかつそれを克服するために“努力”することが出来る。
双方同じように努力をしているのかもしれませんが、ポイント(気づくところ)がズレていては、その努力も無駄となる。
ならば、「気づく力・気づき」を得るにはどうすればいいのでしょうか?
これは何も難しいことはありません。月並みな言葉になってしまいますが、気づきを得るには「目標」を持つしかありません。
目標を持つ、もっと言えば、持ち続けるということでしょうか。
「数値目標を追いかけるよりもヤルベキ事を追いかける」とはいうものの、これはあくまでも数値目標を本気で追いかける人のみに当てはまるものです。
数字の奴隷になるな、という戒めの言葉としては有効かと思いますが、何も成果の出ていないうちは数値目標を追いかけるべきだと私は思います。
そこそこ数値目標を達成できるようになって、その先を目指す営業マンにとっては、ヤルベキ事を追求することをお勧めします。
数値目標にせよヤルベキ事にせよ、目標を持ったならば行動あるのみです。
行動すれば必ず結果が出ます。良い結果、悪い結果、どちらにしても同じように反省をしなければなりません。
良い結果なら、何が良かったのかもっと効率的にならないのか、悪い結果なら、何が悪かったのか、といったことを漠然とではなく、次の行動に活かせるように限りなく具体的に反省しなければなりません。
反省したならば、行動する。そして、結果が出る。そして、反省する。というように、目標設定を行い、「行動~結果~反省」という行動パターンを“習慣化”してしまうしかありません。
気づく力は、習慣化によって得られるものだとも言えます。
営業においても「行動~結果~反省」の流れを知らない人の方が少ないと思います。しかしながら、実際にそれを実践でやっている人がどれほどいるのでしょうか?
つまり、習慣化出来ている人がどれだけいるのか?
「行動~結果~反省」という行動パターンをやったりやらなかったりではなく、習慣化していくことが大切なのです。
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