コロナ禍で美容室の利用回数が減った理由は?
「サロンユーザー2021年」(2020年調査、全国理美容製造者協会)によると、『年に一度も美容室を利用しない女性は11.3%』『年0回~2回の利用者は39.3%。1年間の利用回数の平均値は3.9回』とのことでした。本日も「サロンユーザー2021年」を引用させて頂き、美容室がコロナの影響をどのように受けたのかを見ていきたいと思います。
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『コロナの影響も調査「サロンユーザー調査2021年」』
全国理美容製造者協会(NBBA)は2021年4月、「サロンユーザー調査2021年」(2020年調査)を発表した。
2000年から行っている調査。今回は調査対象は女性(15歳~69歳、年間3回以上利用者)で、コロナ関連の調査項目も加えた。
(中略)
コロナの影響について
・利用回数の変化、「変わらない」53%②「やや減った」29%③「かなり減った」11%
・利用回数が減った理由、(複数回答)は①「ステイホームしたため」70%②「感染リスク回避」55%③「外出が減り、身だしなみを氣にしなくなった」13%
・コロナの影響で、「違う店を利用した」12%、「いつもの店」84%、5%は双方
・違う店を選んだ理由(複数回答)は、「価格が安い」30%、「最寄り」21%、「衛生管理がしっかりしている」16%。「コロナウイルスは関係ない」という人も27%いた。
・違う店を知った情報源(複数回答)は、「予約サイト」59%が一位で、他より40pt以上多い。
・コロナで自宅で行ったのは、「ヘアカラー」21%、「ヘアカット」11%。(後略)
以上引用。
まずは、コロナの影響による美容室利用回数の変化について。利用者の半数がコロナ以前と「変わらない」で、約半数近くが利用回数を減らしたとのこと。
その減らした理由の殆どが「外出自粛」によるもの。
美容室のコロナ対応策の不備があったというのではなく、シンプルに緊急事態宣言、外出自粛要請、同調圧力、空気感によって美容室を利用していた人であっても心理的に減らした、ということだと思います。
何も美容室がコロナ禍で努力不足な点があったとは私には思えません。所詮、美容室一軒一軒の取り組みでは、コロナはどうすることもできません。だからこそ出来る範囲の美容室による取り組みは徹底したと思うのです。
記事中に『違う店を選んだ理由として「衛生管理がしっかりしている」16%。「コロナウイルスは関係ない」27%』とあるのですが、私からすると、この回答こそが美容室側と利用者側との開きというか認識の差があるところだと思います。
つまり、美容室開業は保健所の許可が下りなければ出来ません。なので、元々から衛生管理は優れているのです。
とは言え、衛生管理が行き届いているのが美容室という認識は、世間では通用しないのだろうなと感じました。
衛生管理の徹底を要求されて開業出来るはずの美容室が、更にコロナ禍で衛生管理を要求されるという。
もちろん、例外的に衛生管理の杜撰な店舗も存在します。個人的には、杜撰な店舗をそのままにさせている保健所もどうかと思うのですがね。
店舗(美容室)だけで考えると衛生管理は問題ないと思いますが、コロナによって人と人との接触を減らす傾向(科学的根拠のない感情的なもので)にある以上、対面式の店舗ビジネス全般が厳しい局面を迎えているのだと思います。
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