半数が減った半数が変わらないという美容室の利用頻度


3月27日のエントリー「コロナ禍で半数の女性が「美容室に行く頻度が減った」らしい」では、アデランスが行った「コロナ禍における見た目への意識やヘアケア調査」にて、49.5%の女性が美容室に行く頻度が減ったと回答したことを取り上げました。今回は、全美連による「コロナ禍における美容室利用実態調査」を取り上げてみました。

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美容室の利用頻度 コロナでも半数はかわらない

コロナ禍における美容室利用実態調査
全美連は「コロナ禍における美容室利用実態調査」を2021年1月行い、その結果をこのほど発表した。美容室の利用頻度はコロナ前の2019年と比べ、半数は「かわらない」。「減った」(ややを含む)は約4割、逆に「増えた」は1割ほどあった。

美容室利用者を対象にした調査で、全国生活衛生営業指導センターとの共同事業。

利用頻度の変化は男女差があり、「かわらない」は女性が48%、男性が61%で、男性はコロナを気にしない傾向がある。また年代によっても差があり、女性は20代、30代が「減った」人が多く、10代は「増えた」が22%だった。10代の男性も25%が「増えた」と回答している。重症化しにくい10代はコロナをあまり氣にしていない。

男性は「かわらない」が40代(63%)、50代(69%)、60代(65%)で、40代以上は60%超えた。20代、30代は59%だった。

男女で差があるのは女性がおしゃれ目的、男性は身だしなみ目的で、美容室の利用目的に違いがあるためと思われる。(後略)


以上引用。



アデランスでは、「美容室に行く頻度が減った」女性は半数
全美連では、美容室の利用頻度コロナでも半数は変わらない

アデランスと全美連が行った調査では、見出しの表現が違うだけで中身は同様の結果になったようです。

結局、コロナ禍で美容室の利用頻度は、半数が変わらず、半数が減ったということ

多分、他が調査したところでコロナ禍での美容室の利用頻度は、半数が変わらずで、半数が減った、ということになるのでしょう。

ただ、利用頻度を「減った」と表現するのか「変わらない」と表現するのでは、かなり与える印象は違うものだと感じてしまいます。

多くの人は、同様の調査結果であっても中身をそこまで細かく確認することもないはずなので、アデランスの調査を見た人は、「減った」という印象が強く、全美連の調査を見た人は、「変わらない」という印象だけが残ってしまうのでしょう。


「変わらない」だけを切り取ると、コロナ禍でも美容室には「変わらずお客は来店しているのか」とも捉えられそうで。

逆に、「減った」だけを切り取ると、「美容室もコロナ禍で厳しいのか」とも捉えられそうで。


なんだか言いたいことが何かがよく分からなくなってきましたが、実を言うと、私がその印象を受けていた張本人かもしれませんね。


それはそうと、半数が変わらずで半数が減ったということを冷静に分析すると、これって美容室にとっては、大きなダメージがあることに間違いありません。

年間の美容室への利用頻度平均が、4~5回ですから、半分のお客がその数を減らしている。元々が何回利用していた人がどれだけ減らしたのかが分からなければ、分析のしようもないのですが、4~5回の人が1回でも減らす、しかもお客の半数が1回でも減らそうものなら、もうたまったもんじゃないですよね。


しかしながら、利用頻度の減少はコロナですからどうしようもない部分はあるとは思います。で、この時期に最も気をつけたいのは、やはり失客だと思います。

利用頻度が減少することに比べると、失客は新規客来店でしか挽回できないので、難易度は利用頻度の比ではありません

そうなるとヤルベキ事は、コロナ対策はもちろんとして、「お客が望んでいることに応える」ことを徹底するしかないのだと思います





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